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TCC:東京カレッジ・オブ・カイロプラクティック 社会化活動部

WHO基準のカイロプラクティック教育を実践する東京カレッジ・オブ・カイロプラクティック(TCC)社会化活動部の報告ブログです

中央区健康福祉まつり2011 姿勢検査

10月23日(日)中央区健康福祉祭りに参加してきました。今年のテーマには「つなぐ、つながる、つなげよう」が掲げられ、約5200人が来場されました。早朝から小雨が降り続いており天候が心配されましたが、昼ごろからはすっかりと晴れて会場の熱気とともに盛大な盛り上がりを見せた一日でした。


姿勢についてお話を聞いていると、一般の人からの目線で健康についてどのように考えているかを知ることができます。関節が動きにくい、筋肉が硬くなっている、と教えてあげると『なんでそうなってるの?』と逆に質問を受けます。私はその『なぜ?』に答えることがこの姿勢検査で一番大切な事だと思います。そもそも姿勢とはなにか?なぜ痛みがでるのか?など人間の体の本質まで理解していかないと、相手に伝わるような説明はできません。


約3年間姿勢検査に参加させて頂き、やっとわかったのは、自分が本当に何もわかっていなかったということです。今回は1日で約130人の人が姿勢検査に足を運んでもらいましたが、その中の何人が姿勢やカイロについて理解できたでしょうか?答えはわかりませんが、常に謙虚な気持ちになって考えていきたいと思います。

4年 藤川
参加:4年 竹田、山本、横田、富田、馬場

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みなと区民祭り 2011

10月8日・9日の2日間、みなと区民祭り姿勢検査に行ってきました。4年生にとってはこれが最後の参加です。特に私自身、今年は臨床に入り改めて姿勢やカイロについて考えさせられる機会になりました。


姿勢に対する認識

検査やお話を通じて感じたのは、姿勢検査に来られた人ほぼ全員が、

『自分は姿勢が悪い』

というマイナスイメージを持っているということです。姿勢で気になっていることを聞いてみると多かったのは『猫背』『背骨が曲がっている』など。さらに外傷などを除けば、ほとんどの方は慢性的な肩コリ・腰痛といった症状を抱えています。年のせいだから、仕事や介護の疲れから自分は姿勢が悪くなっている、と訴える人も少なくありません。やはり単に姿勢を見るだけでは不十分です。大切なのは姿勢から何がわかるか、ということではないでしょうか。

患者教育の重要性

それでは、施術して痛みをとるだけでその人は満足するでしょうか。私はそうではないと思います。今回の姿勢検査では2日間で計193人の方々が来てくれました。これは過去最高の数字になります。順番待ちの行列が何度もできるほどの勢いでした。お待ちになっていた人から『一人当たりの時間が長い』とお叱りを頂いたほどです。検査をしながら私は、姿勢に対する興味・関心が高いということ、そしてそれに関する正しい情報を知りたいという欲求を感じました。そこで、姿勢検査では背骨を中心とした姿勢分析、そしてカイロの姿勢に対する理論や知識をできるだけ分かりやすく伝えるようにしました。我々にとっては当たり前な話でも、一般の人が聞いたらまさに目からウロコな情報です。簡単な触診で痛い部分を体感してもらうのも非常に効果的でした。そこから自然と『ここはどうして痛いの?』『どうしたら治るの?』という疑問・質問を頂き、それに答えることで相手とのコミニュケーションがとれるようになりました。このように自ら問題意識を持ってもらうこと、それに対して真摯に答えることで少しでも問題を前向きに捉えられるように手助けをしていくこと。こうした患者教育からカイロに対する認識が少しでも深まってくれればと思います。

感想

今回は4年生が中心になって姿勢検査を行いました。貴重な機会を頂き感謝の気持ちで一杯です。全体を通して、自分の説明に納得してくれたり、スムーズに話ができるようになったと実感したという感想が多かったです。外来の患者獲得に関して、もっと姿勢検査を重点的に行うのもいい方法なのではないか、という声もありました。それから、来年以降の姿勢検査に関して現3年生以下の皆さんの協力が不可欠です。まだまだ自信がないと感じている人も多いようです。例えば、姿勢検査に関する勉強や練習などを定期的に行うのもよいと思います。残りわずかですが、4年生の検査の進め方や話の仕方などをしっかり見ていただいてぜひ参考にしてもらいたいです。

参加された皆さん、お疲れさまでした。

4年 藤川

参加者:4年 竹田、馬場、山下、飯田、橘田、富田、横田、山本 2年 囲

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